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SOSを発信してくれた人に感謝

浅井郁子

支援拒否だった方にようやくヘルパーが入った。 ギリギリのところでSOSを発信してくれた。 ようやく人の手を借りることを受け入れてくれた。 本人に感謝したい。 伝わっていたことに感謝したい。

包括のプロの対応に感嘆した。 行政から「やはり人への尊厳ですね」という言葉が聞けてうれしかった。

尊厳を忘れずに・・・いや、忘れるわけはない どのような生活状態になっていようと、

どうしようもなくなったら、人は人に助けてもらいたい、人の手を借りたいのが、

わたしたち人間だという、この当たり前のことを、これからも信じていく。


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©  Writer Ikuko Asai

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