Eテレ「TVシンポジウム」の連携で地域づくりについて見る。 秋田・藤里町の社会福祉協議会会長が中心となり行っている取り組みの事例がとても良かった。 根底となっているのが会長である彼女の思い。
その言葉を記しておきたい。
「弱者と呼ばれている人たち 高齢者でデイサービスを使い始めたとしても 障害をもっていたとしても ひきこもりの経験があったとしても そういう人たちが担い手となって作っていける 生涯現役を可能にする町づくりに(私たちは)挑戦している形です」
始めは自分たちが何かをしてあげるという支援の取り組みばかりだった。 しかしある時、引きこもりだった男性が働きたいのだと社協を訪れた。 ガツンときた。 そうだ、彼らを担い手にする取り組みなのだと。 視点が変わったのね。
従来の福祉の領域を超えた取り組み。 これこそまさに! 正解。